研究学会発表を行いました
日本古来の贈り物文化に含まれるコトの交感を「おもたせ」として定義した、ポストコロナのコミュニケーション法の提案
演題名
日本古来の贈り物文化に含まれるコトの交感を「おもたせ」として定義した、ポストコロナのコミュニケーション法の提案
(英語)Proposal of a post-Cobit 19 communication method that defines the exchange of things included in the ancient Japanese gift culture as “omotase”
発表内容に関するキーワード
コミュニケーション
研究 ポイント
日本古来から続く進物文化と西洋のプレゼントの違いについて事例調査を行い、日本古来からの進物文化がもつコミュニケーション上の優位点の明確化、暗黙知であるノウハウの可視化に取り組み、ポストコロナにおけるコミュニケーション法としての進物および進物行為を「おもたせ」と定義し、対面・非対面にかかわらずコミュニケーション促進に貢献することを狙いとしています
要旨
中小企業経営者、大企業従業員(進物をする側) 進物に関係の深い総務、秘書経験者(進物を選ぶ側) 進物をもらう側の者、経営者、講師’ などの関係者に対する事例調査を行うと共に、暗黙知化しているノウハウに関する情報の可視化(形式知化)に取り組んだ研究 / 事業の背景・動機コロナ過により対面でのコミュニケーションは激減した。しかし2022年、年末からの報道においては徐々に人の交流が進んでおり、場所によってはコロナ以前の水準に近付いたとの報もある。他方、コロナ過中に新社会人となった若者、退職・離職したベテラン社員とのノウハウの移転、継承は問題ないのか?この疑問が研究の背景です。日本古来の進物が持つパワーを明らかにし、非言語のコミュニケーション効果を明らかにすることで、ポストコロナにおけるコミュニケーション法として有用であると考え研究に取り組んでいます。現在の取組みと成果中小企業経営者、大企業従業員(進物をする側) 進物に関係の深い総務、秘書経験者(進物を選ぶ側) 進物をもらう側の者、経営者、講師’ などの関係者に対する事例調査を行うと共に、暗黙知化しているノウハウに関する情報の可視化(形式知化)に取り組んだ 成果 企業における進物の基準作りに貢献したこれからの展望進物のもつ期待効果を定めることで、創造的なコミュニケーションが促進されることを実証し、再現可能な技術としての教授法を確立できればと考えています